【リハ職給与減少中】医療職がお金について考えるのは悪?

どうもみなさんこんにちは!

オクマンPOSTです!

 

さて今回のテーマですが

「医療職がお金について考えることは悪いことなのか?」

という点について考えていきたいと思います。

 

 

お金”も”大事ですよ!

 

「同年代の人達はお給料どれくらい

貰ってるんだろう・・・」

 

 

社会人として働いている皆さんの中にも

一度は考えた事がある方がいるのでは

ないでしょうか。

 

 

リハビリテーション三職種(OT・PT・ST)

の年収に関しては

 

色々なサイトや口コミ等で公開される事が

増えてきましたが

病院や施設勤務の一般職の方々であれば

300〜400万円がボリュームゾーンではないか

と思われます。

 

 

世間一般的に見るとそれほど低い額ではないと

思いますが

昇給がほとんど見込めない現在の療法士業界において

やはり先の事を考えると

 

 

「物足りない」

 

 

というのが正直な所ではないでしょうか。

 

 

「お金だけが大事じゃないよ」

 

 

なんて事を言っている療法士は

とても多いですが

 

働いて給与を貰っている以上、お金”も”かなり

大事な事ですよ!

 

 

 

お金とは?

 

そもそもお金って何なのでしょうか?

 

私は

 

「信用・信頼」

 

を形にしたものだと思っています。

 

 

 

例えば皆さんも

 

コンビニで160円のジュースを買ったり

好きなアーティストのチケットを10000円で

買ったりしますよね?

 

 

簡単に言ってしまえばお金との物々交換とも

思えますが

 

 

あなたはそのジュースに160円の価値がある事を

「信用して」

購入したわけです。

 

 

もしくはそのアーティストのライブが自分にとって

10000円(以上)の価値があると「信用できる」から

購入したんです。

 

 

 

つまり、経済活動の中で

「お金を支払う・お金を受け取る」

という事は

それに見合った信用度を表している

という事だと思うのです。

 

 

 

信用と責任

一般的に高収入のイメージで語られる資格職の

医師・弁護士・僧侶(資格ではないですが)等は

特にその影響を色濃く受けていると思います。

 

 

誤解を恐れずに言えば、上記に挙げた職種の方々は

動機はどうあれ、主にヒトの不幸をビジネスとして

扱う方々です。

 

 

医師は健康を脅かすトラブルを。

弁護士は法律に関するトラブルを。

僧侶はヒトの死に対する心の苦しみを。

 

それぞれの場面において

彼らがその不幸から救ってくれる事を

「信用されて」

存在しているわけです。

 

 

これらは選ばれたこの方々にしか

出来ない事ですし、社会において

必ず必要なものである事は明白です。

 

 

彼らは相手から

深い”信用”を得なければならないし

その信用を裏切ることが出来ないという

”責任”を背負っています。

 

それだけ「信用」が必要だからこそ

それに比例して収入が多くなっていくのです。

 

 

 

自分の収入やお金について考えるという事は

それは自分に対する社会からの信用度を考える事になる

 

話を戻しますが

 

 

お金の事を考える事はいやらしい事である。

医療職にはそんな考えの方が多いと感じます。

 

 

貧しくても、清く正しく生きる事こそが

人間として大切な事であり

豊かになる事ばかり考えてはいけない・・・

 

 

特にリハ職では

 

 

「お金が全てじゃないよね」

「お金があっても治せないセラピストには

なりたくない」

 

 

なんて言葉を

私自身も耳にタコが出来るくらい聞いてきました。

 

 

しかし、お金は信用だと考えると

お金について考えることは

決して悪い事ではないはずなのです。

 

 

あなたが今受け取っている報酬は

社会から見たあなた自身の信用度であり

それを数値化しているに過ぎないのです。

 

 

つまり

「お金は別にどうでもいい。気にしない。」

という事は

 

「どれだけ自分が信用されているかなんて

どうでもいいし、気にしない。」

という事も出来るという事です。

 

 

そういったことを意識できるか出来ないかで

自分の給与に対する考え方が

大きく変わってくると思います。

 

 

「お金が稼げても治療が出来なきゃ(結果が出せなきゃ)

ダメじゃない?」

確かにその通りでしょう。

 

 

そういう方々は

たくさんの勉強をされ自己研鑽に熱心なのだと思います。

 

 

しかし、先程も申し上げたように

あなたの収入は社会からの信用度そのものです。

あなたの治療の価格(信用度)は

それ以上でもそれ以下でもないのです。

 

 

あなたがもし素晴らしい治療技術を得たとしても

収入が変わらないのであれば

社会からの信用度は全く変わっていないのも同然です。

 

 

私は勉強や研鑽を積む事が悪い事だというつもりは

毛頭ありません。

私自身も、年間100万円以上を研修会の為に使って

勉強・研鑽に没頭していた時期がありましたし。

(今は流石にそんなには使っていませんが・・・)

 

しかし、そういった方々は何故

 

「治療も出来て(結果が出せて)

お金が稼げるといいよね」

 

と考えないのでしょうか。

 

 

 

相手に貢献する為に、治療を実施する。

そして信用を得る為に、結果を出す。

出した結果に対して、相手は信用度を示し

お金を支払ってくれる。

 

 

 

出した結果が期待値を超えるものであれば

信頼も大きくなり、頂ける金額も増えるはずです。

 

 

 

あくまで一意見ではありますが

医療者に関してはこういった考えも

必要なのではないでしょうか?

 

結論

確かにお金だけが大切ではないのかもしれません。

 

 

しかし、

医療職がお金について考える事は

決して悪い事ではなく

相手(患者・対象者)にも

自分(家族や周囲の人々)にも

重要なものの一つであるという事。

 

 

特に若手の療法士にはそういう面が

益々必要となってくると思います。

 

 

それでは、本日はここまでです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

(^-^)

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